池袋のまちで日々過ごしている人たちの視点で、自分たちがリビングのように居心地良くくつろげる場所を紹介する、あの人の「#まちなかリビングのある日常」。
第2回目は、池袋の隣、要町で弁当・食堂・ケータリングなどを手がける料理チーム「アホウドリ」を主宰する大石真理子さん。子供と一緒に居心地よくくつろげる場所を教えていただきました。
「駅近の穴場発見したから行ってみない?」
ダイヤゲートは西武鉄道グループビルの共用空間。芝生とベンチでビジネスマンから子供連れまで受け入れる。勝手にディスタンスを取りながら寛ぐその自由なムードはまるで鴨川in 京都。足元を流れる西武鉄道に上がる子供達の大歓声。猿田彦珈琲と我らがファミリーマートが有り〼、手ぶらでどうぞ。
カオサンをトゥクトゥクで。ニューデリーはリキシャーで。じゃあ、池袋は?
池袋の町中を最高時速19キロで走る「イケバス」。このスピードで街を眺めると、観光地のような空気を纏うので不思議。窓から入る柔らかい空気と車内音楽。近隣に拠点を置くデザインの巨匠、水戸岡鋭治氏によるご機嫌な車体が日常を旅先に変える。池袋はイケバスで!
「みんな最近、笑ってる?」
コロナ禍で観劇等は控えていたけれど…。今年は春風亭昇々真打お披露目公演があったので、久しぶりに演芸場に潜ってみました。そしたらまぁ、ちょうど良い!頭を使って追いかける古典ネタに、ウクレレ爪弾く音楽ネタ。そしてトリで大笑い!このくらいの優しい文化と笑いの時間、ちょっと足りてなかったかもなぁ。
「池袋を好きになる、きっかけの場所かもしれない…」
池袋の歓楽街を抜けてすぐ。個人宅のような佇まいのアーチを潜るとビオトープ。コンビニコーヒー片手にベンチでくつろいでいると、近所の猫がフラァっと現れる。信じられないような大きな蛙がいることもある。私だけの秘密の庭だと思っている人、結構いるんじゃないかしら。
弁当・食堂・ケータリングなどを手がける料理チーム「アホウドリ」主宰。大阪府出身。「要町」を分解すると「西の女の町」と書く事から上京定住。界隈を第三の地元にすべく、在勤在職深掘り中。