豊島区の中心池袋は、西武百貨店や東武百貨店、池袋パルコ、サンシャインシティなどの商業施設が立ち並び、飲み屋などがひしめく繁華街というイメージを強く持たれる場所。2014年には消滅可能性都市として、転出などにより20~39歳の女性が半減していくまちと言われてしまいました。
暮らしのイメージが持たれづらい池袋ですが、現在、池袋駅周辺には南池袋公園など4つの公園が整備され、子育てしやすいまちとしても注目を集めています。池袋の周辺には、雑司ヶ谷や椎名町、東長崎など、落ち着きのある暮らしやすいまちがあり、それぞれのエリアで個性的なお店やまちの魅力を高める取り組みが、ここ数年で増えてきています。
この兆しを未来に繋げ、ローカルの素敵な人たちと出会えて、まちなかを暮らしの場として楽しめる場があったら。そんな想いから私たちは、駅前のグリーン大通りや南池袋公園を活用して、毎月のマルシェや年に一度の「池袋リビングループ」を企画してきました。
次に目指すのは、この動きを日常の風景とすること。さらに、池袋だけではなく、練馬・板橋などの沿線もゆるやかに繋がり合う生活圏で、生産者などローカルの人やものの循環が生まる「池袋文化圏」を育んでいきたいと思います。
日常の風景がこのまちの人たちと共に育つ“nest”(巣)のようなまちを。
場と人、企業と企業、人と人を繋げ、魅力あるコンテンツをまちに増やしていくお手伝いをしながら、仕組みづくりや空間・場づくりを通して、暮らしが真ん中にある池袋文化圏らしい日常をデザインしていきます。
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